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破産手続きを詳しく解説

Detailed explanation of bankruptcy proceedings

全国の倒産件数、法人破産の件数

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破産のメリット・デメリットをお聞きして、少し前向きな気持になってきたのですが、私にとって会社は自分の分身のようなものですし、中々踏ん切りがつかない、というのが正直なところです。
参考のためにお聞きしたいのですが、破産する会社って、年間どれくらいあるんでしょうか!?

そうですね、帝国データバンクの「全国企業倒産集計2016年報」によると、前年を下回っているとはいえ、平成28(2016)年だけで8164件の会社または個人経営(負債額1000万円以上のもの)が倒産しており、そのうち、7638件が「最後の手段」である破産を選択しています。

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そんなに多くの会社が破産を選択しているんですね。
なるほど、、。苦しいのは私だけじゃないんですね・・・。
では、もう一つ質問させて下さい。万が一、このまま破産をせず、今の状況のまま会社を放置すると、どうなるのでしょうか!?

破産を先延ばしにするデメリット

そうですね。もし、法的手続をとらないまま借金が返せなくなり債務不履行を起こしてしまうと、会社に債権者が詰めかけて収集がつかない事態になり得ますし、金融機関から裁判を起こされ、強制執行されることもあり得ます。
また、精神的にも非常に辛い状態が続きますので、体調を崩したり、精神を病んだりする恐れもあります。
さらに、いざ破産をしようと決断しても、会社に全く財産が残っておらず、破産を申立てる費用すらなく、破産もできないという状況になる可能性があります。

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そのような事態に陥る前に、会社の経営状態を冷静に判断した上で、決断することも大切なんですね・・・。
それでは、破産を申立てる場合、手続きはどういった流れで進められていくのでしょうか?

破産手続きの流れ

わかりました。それでは、破産手続きの一般的な流れを解説します。

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画像による破産手続きの一般的な流れ
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なるほど、一般的な流れとは言え、結構な工程があるのですね・・・。少しイメージすることができるようになりました。
先ほど、私たちの会社のように様々な事情で経営が苦しくなって多くの会社が破産を選択していることをお聞きしましたが、野上弁護士がこれまで扱った過去の事例を聞かせてもらえますか?

わかりました。プライバシーを考慮し、一部の事例を紹介させていただきます。ご参考にされて下さい。

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